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原園さんのひとこと

保護者を支える 2016.12.07

2014年度中に虐待で亡くなったと確認された18歳未満の子どもは71人。無理心中を除けば前年度より8人多い44人に上ったという報道がされた。
0歳児が6割を超え、15人は生後24時間以内に死亡という。
痛ましい数である。

この数は氷山の一角。
そのすそ野には、表に出ない「不適切な対応」が多数ある。

虐待はabuse(アビューズ)を訳した言葉。
ab=誤った
use=使い方、関わり
つまり「不適切な関わり」。「虐待」よりぐんと幅が広くなる。
つまり「優しい」虐待。

子どもをかわいいと思えない。
子どもといるとイライラする。
子どもの声に耳を傾けない。
こんなことも、不適切な関わりかもしれない。

さて、そうしたら、保育園にもできること、しないといけないことがあるはず。

保育所保育指針の第6章「保護者に対する支援」の項目には
保護者とともに、子どもの成長の喜びを共有すること
保護者の養育力の向上に資するよう、適切に支援すること
と記載されている。

例えば連絡帳。
保育園では、子どもの最初にたくさん出会う。
初めての寝返り、初めてのはいはい。
感激は、保育園の中にとどめて「もうすぐ寝返りしそう」と優しいウソをつこう。
初めてと出会う権利と喜びを保護者に渡せば、関係もかわるはず。
子どもの成長の喜びを共有できるよう、子どもの行動を翻訳しよう。
「やだ、やだ」は「私を見て!」ということ。だからたくさんお話して。
保育園の日常の中の「保護者支援」を考えたいと思う。

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