長谷川キッズライフの求人採用サイト 保育

原園さんのひとこと

一言で行動は変わる 2016.12.07

5歳の子の手のひらで、立派なミミズがくねくね。
子ども達が周囲に集まります。
ミミズにさわりたいけど、自分の手で触るのはこわいようで、一人の男の子が木の枝を手に取ります。
「木の枝で触ったらいやだな。だって、○君も木の枝でつつかれたらいやでしょ。手で触れるよ」と声をかけると、その子は、はっとした表情で木の枝を捨てました。
そして、恐る恐る手を伸ばし・・。ちょんとつついて、素敵な笑顔!良かった!!

この言葉、私が保育士1年目に聞いたことばです。
2歳児クラスの子ども達が「ミミズいたよ。とって、とって」
ミミズをさわるのは、少々苦手と思っていた私は木の枝を手に取りました。
その時に先輩保育士に、すごく叱られたのです。
「木の枝で触っちゃだめ。子どもはミミズをこわいって思っていないよ。保育士の行動は、子どもの認識を育てるんだよ。それくらい保育士は責任重大な仕事だよ。どんな子どもに育てたいか考えて、自分の行動を考えて!」
いつも優しい、大きな声を聞いたことのない先輩からの、厳しい一言は私に響きました。

それ以来、ずっと私はその教えを守ってきました。
生き物を大切にする子どもに育てたい。だから、私も生き物を大切に扱う。
「木の枝で触っちゃいやだな」の言葉が、すっと口をついて出てきて、5歳の子に確かに伝わったと嬉しい感動がありました。
この子は、きっとずっと生き物を大切にしてくれると思います。

保育は生活ととても近いから、保育士の行動を変えることはむつかしいとよく聞きます。
でも、一方で、一言で行動は変わるのです。
だから良い保育ができる。
人に届く言葉を持つ保育士でありたいと思います。

原園

画像1
pagetop