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いないいないばー 2016.12.07

古今東西の赤ちゃんたちの不動の人気の遊びは「いない、いない、ばー」
英語版は「Peek-a-boo」。
赤ちゃんのリクエストに応えて、何度も何度も繰り返して・・・という経験をしたことがありますよね。
赤ちゃんたちは、なぜこのあそびが好きなのか、考えたことがありますか?

6か月の赤ちゃんは、手をのばして取ろうとしたおもちゃに布をかけると「ぽかん」として、布の下におもちゃがあるとは全く考えていない表情です。
それが9か月になると、布を自分でとって、かくれたおもちゃを探そうとします。
赤い電車を走らせて、トンネルをくぐったら、青い車が出てきた。赤ちゃんは「えっ」という表情でじっと見ます。
同じものが出てくるに違いないと思っている、見えないけれど確かにある世界が心の中にできあがる。
シェイクスピアのハムレットの「To be, or not to be -- that is the question.」の世界に出会うのです。

この時期の赤ちゃんは、いないいないばーをあきずに繰り返します。
何故でしょうか?
「見えないけれど、ある世界がある。もうすぐ出てくるぞ!あっ、出た!!」
予測通り、見えないけれど確かにある世界に出会える嬉しさが、いないいないばーの原動力。

ここにないものを見る経験は、これから育っていくことばの力の基礎になる力です。
「ここにないものを見る」なら、他の遊びがたくさん思いつきませんか?

子どもが楽しそうにしているから、は保育の中でとても大切。
そして、それは何故楽しいの?と考えることがさらに大切。
ひとつの遊びを、様々に発展させていく。遊びを発展させる計画こそ、保育士のプロの力です。
いないいないばーから発展するあそび、いくつ計画できますか?

原園

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