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保育士を目指す方必見!学びガイド

子どもの心の育てかた 2017.03.18

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佐々木正美先生をご存知ですか?
肩書は児童精神科医。1935年生まれですから、御年82歳。
育児書や障がい児の療育に関する著書を多数出されています。
私の大好きな先生のおひとりです。
その佐々木先生が、昨年7月に出版されたのが「子どもの心の育て方」。
佐々木先生らしい語り口で、平易な文章のひとつひとつが深い。
今から保育を志す、保育士の卵のみなさんに、ぜひ読んでいただきたいと思います。

目次をながめているだけで、子どもの心が見えてくるよう

「叱られてもすぐに忘れる」
「失敗しても同じことを繰り返す」
これは、幼児期の子どもの大きな長所です。

「なんでもひとりでできるようになること」が
自立ではありません。他人との調和のなかで
主体性を発揮して暮らしていくということが本当の自立です。

金銭で物を買い与えるより、手塩にかけて育ててください。
手をかけすぎて子どもがダメになるなどということは、
けっしてありません。
「ひとりで何かに取り組むこと」は
勤勉であることとは違います。
勤勉さとは、仲間のなかで何かの役割を
果たそうと努める姿勢です。

「いい子」とは大人にとって「都合のいい子」のことです。
いい子だからかわいがるのではなく、
かわいがるから本当のいい子になるのです。

そして「おわりに」で佐々木先生はこんなふうに書かれています。

子どもの言うことを、じゅうぶんに聞いてください。
子どもののぞむことを、惜しみなく与えてください。
それだけで、子どもの心は育ちます。

保育していると、悩むことがたくさんあると思います。
でも、子どもの言うことをきいて、子どもがのぞむことを惜しみなく与えることはできるのではないかと、心がぽっと幸せになるよう。
目の前の子どもから始まる保育をぜひ自信をもってやってくださいと、背中を押してくれる1冊です。 原園

「子どもの心の育てかた」 佐々木正美 著 河出書房新社

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