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子どもの咳の仕方で症状を見分ける 2015.02.06

■咳の役割
咳は口から肺までの気道に異物が侵入した際に、異物を体外に排出するために行います。微細なものも咳によって排出しようとするため、ウイルスやホコリなどが侵入した場合は咳をすることで体を守ります。つまり、咳は体に何らかの異物が侵入したという体からのサインなのです。

■乾性咳嗽と湿性咳嗽
乾性咳嗽(かんせいがいそう)はコンコンという乾いた咳、湿性咳嗽は痰が絡んでゴホンゴホンする湿った咳のことです。お医者さんに診てもらった時、乾いた咳か湿った咳かを聞かれるのは、乾性咳嗽か湿性咳嗽かまず判断するためです。
乾性咳嗽は痰が出てこないのでコンコンという乾いた感じの咳になり、上気道の炎症しているサインです。風邪のひきはじめに乾いた咳が出やすいですので、子どもが頻繁に乾いた咳をしているなと感じたら風邪を疑いましょう。
湿性咳嗽は痰が絡むのでゴホンゴホンいった湿った感じの咳、ゼーゼーという喘息が出ている場合は、下気道が炎症しているサインです。気管支炎、気管支肺炎、気管支ぜん息といった症状でみられる咳なので、湿った咳が続いている場合は早めにお医者さんに診てもらいましょう。痰の色が黄色や緑色である場合は要注意です。

■咳の続く期間
咳がどれくらい続いているかによって、急性、遷延性(せんえんせい)、慢性の3つに分けられます。

・3週間未満でおさまる咳・・・急性の咳
・3~8週間続く咳・・・遷延性の咳
・8週間以上続く咳・・・慢性

■呼吸器系の感染症
咳を伴った呼吸器系の感染症は、主に以下の5つに注意です。

1.かぜ症候群
一般的な風邪をかぜ症候群と呼びます。鼻・咽頭・喉頭の上気道の急性炎症が特徴ですが、気管・気管支・肺の下気道まで広がることもあります。

2.クループ症候群・喉頭炎
クループ症候群、または喉頭炎は喉の奥が炎症で腫れ、症状がひどくなると呼吸困難を引き起こすことがあります。特に幼児にみられる症状ですので、咳を注意して聞いてあげ、長引くようなお医者さんに診てもらいましょう。

3.急性気管支炎
気管支が炎症を起こしている状態で、最初は乾性咳嗽(乾いた咳)の症状であったのが、だんだんと湿性咳嗽(湿った咳)になっていきます。

4.肺炎
咳だけではなく、発熱や呼吸が浅くなって回数が多くなる多呼吸といった症状が現れます。

5.百日咳
咳が100日もの間続くことからこの名がついた、呼吸器感染症です。三種混合ワクチンはジフテリアと破傷風、それに百日咳を予防するためのものなので、接種率が高くなっている現在は感染することが少なくなっていますが、子どもだけでなく大人も感染することがあります。

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