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主任保育士・園長向け!実践ノウハウ

脳科学から保育をみる 2017.10.03

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「進化しすぎた脳」「海馬」など、むつかしい脳の話を、万人にわかりやすく解説してくれる点池谷先生は、私のあこがれの研究者。
その池谷先生がめでたく女の子のパパとなり、その4歳までの成長を脳育ちの観点で記録した育児書です。
この育児書、脳研究者の冷静な視点と、パパとしての愛情たっぷりな視点が交差して、私にとっては、今年NO1の育児書です。兼保育書です。

例えば、子どものほめ方。よく「ほめて子育てをする」と言うけれど、ほめることには落とし穴もあるそうです。
子どもが絵を描いているところに遭遇。「上手描けたね」とできばえをほめると、本来なら描くことが好きで描いていたのに、ほめられるから描いていると脳が誤信念をもち、絵を描かなくなることもあるそうです。せっかく絵が好きだったのにもったいない!
さて、それを脳研究者の視点で解説すると・・・。
こんな新発見が満載です。

そして、池谷先生の子育てにはひとつのゴールがありました。
4歳になったら、マシュマロテストをわが子に試してみる。
マシュマロテストは、子どもの前にマシュマロをひとつ置き、15分食べないでいたら、もうひとつマシュマロをあげるよというテスト。
幼児の時期に「食べたい」気持ちをがまんすることが、将来の成功につながることが証明されているテストです。

そのために池谷先生の育児は
① 物事の本質や規則を見抜く「理解力」
② 先を見越して準備する「対処力」
③ 未来の自分に投資する「忍耐力」
以上の力を、本人が自分の力で身につけるように導こうとしています。
さて、マシュマロテストの結果は・・・。

子どもへの対応を脳科学の視点で説明する。
保育者の視点で読むと、またおもしろさが倍増するおすすめの1冊です。

原園

「パパは脳研究者~子どもを育てる脳科学」
池谷 裕二 著 クレヨンハウス

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